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OCNモバイルONEのデメリット・メリット

格安SIM

OCNモバイルONE(新コース)のデメリット・メリットを徹底解説!

2021年12月31日

OCN モバイル ONEの今後

運営会社がドコモに吸収合併され、OCNモバイルONEは2023/6/26で新規受付は終了。現在、既存ユーザーのみ継続利用可能です。

くわしくは「ドコモに吸収合併!今後のOCNモバイルONEはどうなる?」を参考にしてください。

OCNモバイルONEは格安SIMなのに通信速度が快速、しかも料金が安いというコスパの高さが特徴です。

スマホ最安1,000円前後のスマホセットのセールも好評で気になる人も多いですよね。でも、実際に使うとなると悩ましいのはバッテリー消費が増えるなどのデメリット。

そんなOCNモバイルONEにはこんな代表的なデメリット・メリットがあります。

OCNモバイルONEのデメリット・メリット
OCNモバイルONEの代表的なデメリット・メリット

悩ましいデメリットも魅力的なメリットも、乗り換えるなら事前に知っておきたいですよね。

そこで本記事では、OCNモバイルONEのデメリットメリットなどを徹底解説していきます。

格安SIM利用9年目(元docomo11年利用)、OCNモバイルONEユーザーのかへおれ(@caheoreblog)が解説します!

タップできるもくじ
  1. 01. OCNモバイルONEのデメリット
  2. 02. OCNモバイルONEのメリット
  3. 03. OCNモバイルONEのメリットからおすすめできる人
  4. 04. OCNモバイルONEのデメリットでわかるおすすめできない人
  5. 05.【 まとめ 】OCNモバイルONEはメリット大の新コースがおすすめ!

01. OCNモバイルONEのデメリット

OCNモバイルONEのデメリットをそれぞれ解説していきます。

  1. スマホセット解約はブラックリスト入り
  2. 新コースのデータ容量は10GBまで
  3. バッテリー消費が増える→改善策導入!
  4. 新コース以外にプラン変更できない
  5. 低速データ通信でも使いすぎは速度制限
  6. 実店舗のサポートが受けられない
  7. 利用できるのはドコモ回線のみ
  8. eSIMが使えない
  9. キャリアメール利用に月額がかかる
  10. LINEの年齢確認ができない

特に確認しておいてほしいデメリットが次の3点です。

1. スマホセット解約でブラックリスト入り

2. 新コースのプランはデータ容量10GBまで

3. バッテリー消費が増える

それでは順番に見ていきましょう。

1. スマホセット解約でブラックリスト入り

OCNモバイルONEの新コースは最低利用期間がありません。だからといって、次のように解約するとブラックリスト入りする可能性が高まります。

■ブラックリスト入りの例

・スマホセット購入後の即時解約

・スマホセット購入後、6か月(※)で解約を繰り返す
 (※「新コース以外」の最低利用期間である6か月に合わせるという意味)

ブラックリスト入りすると、申し込みができたとしても契約キャンセルとなります。

なお、OCNモバイルONEのWebサイトにも購入時の注意点が記載されています。

過去にOCNの入退会を繰り返す等転売目的のおそれがある場合や、取引実績その他総合的な与信判断の観点から、注文をお断りする場合や注文確定後にキャンセルさせていただく場合があります。

引用:OCNモバイルONE公式WEBサイト

あわせて読みたい

OCNモバイルONEの解約のペナルティについてもっと知りたい人はこちらをご覧ください。

関連記事:解約ペナルティに注意!OCNモバイルONEを解約する前に知っておくべきこと

2. 新コースのデータ通信容量は10GBまで

新コースのプランはデータ通信容量10GBが最大です。10GBを越える大容量のデータ通信を求める人には合いません。

割高になるのであまりおすすめしませんが、データ通信容量の追加や「新コース以外」なら10GB以上使えます。

・「新コース以外」なら30GBまで選べるが割高。
 (しかも、スマホセットの購入ができない)

・データ容量の追加購入は可能だが、1GB当たり550円と割高。

新コースと新コース以外の料金比較も参考にしてみてください▼

■新コースと新コース以外の料金比較(音声SIM、税込)

データ通信容量新コース
(音声SIM)
新コース以外
(音声SIM)
110MB / 日-1,232円
170MB / 日-1,760円
0.5GB / 月550円-
1GB / 月770円-
3GB / 月990円1,452円
6GB / 月1,320円1,837円
10GB / 月1,760円2,772円
20GB / 月-4,807円
30GB / 月-6,897円

どうしても10GBを超えるデータ容量が必要な場合は他社検討もおすすめです。

例えば、月額2,000円以内で検討ならIIJmioに15GBや20GBの設定があります。

3. バッテリー消費が増える(→対策導入)

OCNモバイルONEはグローバルIPアドレスでの通信を提供してきました。しかし、バッテリー消費が増えるデメリットがあり、困ったユーザーが口コミなどでつぶやくほど。

サポートページでもバッテリー消費について言及され、対策としてプライベートIPアドレスが導入されました。

プライベートIPアドレス提供開始!

■注意点
・「新コース」のみ利用可能。
・「新コース以外」はグローバルIPアドレスのみ。
・プライベートIPアドレスでは、一部の通信・アプリが利用できない可能性。
・プライベートIPアドレスの利用はAPN設定の変更が必要。
 ⇒AndroidiPhone

プライベートIPアドレス導入後もグローバルIPアドレスは利用可能です。IPアドレス方式の切り替えはAPN設定で行います。

プライベートIPアドレスで不都合が発生した場合、APN設定を変更してグローバルIPアドレスに戻しましょう。
 ・プライベートIPアドレス「ocn.ne.jp
 ・グローバルIPアドレス「lte.ocn.ne.jp

1. プライベートIPでのバッテリー消費改善を検証!

グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスでのバッテリー消費を比較し、プライベートIPアドレスでバッテリー消費が改善するのか検証しました。

結果:プライベートIPアドレスでのバッテリー消費の改善を確認!

プライベートIPでバッテリー消費が改善されるか検証

■検証方法

  • IPアドレス方式ごとに充電100%から6時間経過時のバッテリー消費を計測
  • 測定中はスマホ操作なし
  • 測定アプリ:Battery Mix
  • 検証機種:Pixel 6a

■検証結果

OCNモバイルONEのプライベートIPとグローバルIPでのバッテリー消費
OCNモバイルONEのプライベートIPとグローバルIPでのバッテリー消費比較
  • プライベートIPアドレス:6時間で2%消費
  • グローバルIPアドレス:6時間で8%消費
  • 結論:6時間経過後のバッテリー消費は、プライベートIPアドレスの方がグローバルIPアドレスより6%少なかった。よって、プライベートIPアドレスのバッテリー消費増加の改善を確認できた。

\ 検証スマホはバッテリー長持ちのPixel 6a /

2. OCNモバイルONEとIIJmioでプライベートIPでのバッテリー消費を比較

OCNモバイルONEがプライベートIPアドレスでバッテリー消費が改善されたといっても、他社と比較してどうなのか気になりますよね。そこで、同じくプライベートIPアドレスのIIJmioとバッテリー消費を比較

結果:プライベートIPアドレスでのOCNモバイルONEで、IIJmioと同程度のバッテリー消費を確認!

OCNモバイルONEとIIJmioのバッテリー消費を比較

■検証方法

  • IPアドレス方式ごとに充電100%から6時間経過時のバッテリー消費を計測
  • 測定中はスマホ操作なし
  • 測定アプリ:Battery Mix
  • 検証機種:Pixel 6a

■検証結果

OCNモバイルONEとIIJmioのプライベートIPでのバッテリー消費を比較
OCNモバイルONEとIIJmioのプライベートIPでのバッテリー消費を比較
  • OCNモバイルONE:6時間で2%消費
  • IIJmio:6時間で2%消費
  • 結論:OCNモバイルONEもIIJmioも6時間経過後のバッテリー消費は2%で同じ。よって、OCNモバイルONEのプライベートIPアドレスでのバッテリー消費は他社並み。

\ 検証したスマホはバッテリー長持ちのPixel 6a /

3. プライベートIPアドレスのデメリット

プライベートIPアドレスでバッテリー消費が改善して嬉しい反面、気になるのがデメリット。そんなデメリットがこちらです。

■プライベートIPアドレスのデメリット
→プライベートIPアドレスでは、一部の通信・アプリが利用できない可能性。

※利用できない可能性がある使い方の例
・多数のポートを必要とする通信
・インターネット側からの通信を受け付ける場合(外部へのサーバー公開など)

このデメリット、OCNモバイルONEユーザーの筆者はまだ体験できず、快適そのもの。WEBなどを調べたものの、デメリットに該当する情報は得られませんでした。

逆にグローバルIPアドレスだと、デメリットのバッテリー消費増加はもちろん、スマホが熱を持ちやすいのも気になりました。

プライベートIPアドレスで不都合が発生した場合、APN設定を変更してグローバルIPアドレスに戻しましょう。
 ・プライベートIPアドレス「ocn.ne.jp
 ・グローバルIPアドレス「lte.ocn.ne.jp

IIJmioの場合

筆者はプライベートIPアドレスでの通信を提供するIIJmioを6年ほど利用中です。使い方しだいでしょうが、プライベートIPアドレスが原因で困ったことはありません。

OCNモバイルONEのプライベートIPアドレス利用で困るパターンは普段使いではそうそうなさそうです。

4. グローバルIPアドレスでのバッテリー消費軽減策

「新コース以外」を利用中の人など、引き続きグローバルIPアドレスを利用する人はバッテリー消費が気になりますよね。バッテリー消費の軽減策があるのでぜひ試してみてください。

バッテリー消費の軽減策

優先ネットワークの4G固定化を試してみましょう。

優先ネットワークを4Gに固定化することで、2G/3Gの電波を無駄に拾いに行かなくなり、バッテリー消費が軽減される可能性があります。(機種によっては4G/3G固定とし、2G(GSM)の電波を拾いに行かなくする設定となります。)

バッテリー消費が軽減されたという口コミもあります。

優先ネットワーク固定化の手順は次のとおりです。

■Androidの場合
 設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク → 優先ネットワークタイプ → 4G

■iPhoneの場合
 設定 → モバイル通信 → 通信のオプション → 音声通話とデータ → 4G, VoLTE

バッテリー容量が少ないスマホ、バッテリーが摩耗した古いスマホの場合は、新コース変更→プライベートIPアドレス利用がおすすめだよ。

4. 新コース以外にプラン変更できない

■プラン変更の可否表

〇変更可能×変更不可
・新コース以外→新コース・新コース→新コース以外
・新コース以外→新コース以外

新コースから「新コース以外」へプラン変更はできません。逆に新コース以外から新コースへのプラン変更はできます。

新コース以外を使ってみたい人は、新コース以外から申し込みも選択肢です。デメリットとして、スマホセットに申し込めないなどがあるので事前に要チェックです。

5. 低速データ通信でも使いすぎは速度制限

低速データ通信はバーストモード機能があり、画像が少ないWebサイト閲覧なら意外と使えます。

しかし、データ容量の使い切りや節約モード時においても、低速データ通信の使いすぎには注意です。

なぜなら、低速データ通信のデータ使用量が「契約しているデータ容量の半分」を超えると200kbps以下に速度制限されます。

さらにこんな注意点があります。

・200kbps以下の制限は翌月まで解消されません。
・低速データ通信のデータ容量は繰越できません。

通信速度制限の段階イメージは次の通りです。STEPを進むほど遅くなります。

通信速度制限の段階イメージ

step
1
高速通信容量→使い切り▼

step
2
低速容量→使い切り▼

step
3
200kbps以下に…

なお、高速通信容量プランごとの低速通信で使えるデータ容量は以下のとおりです。

■高速データ通信容量と低速データ通信容量の対応表

高速データ容量0.5GB1GB3GB6GB10GB
低速データ容量0.25GB0.5GB1.5GB3GB5GB

高速0.5GBだと低速は0.25GB……データ容量の少ないプランほど注意だね。

6. 実店舗のサポートは受けられない

OCNモバイルONEは実店舗でのサポートは受けられません。

ドコモショップや販売店のドコモカウンターでエコノミーMVNOとしての取り扱いは始まっていますが、あくまで申し込み時のサポートです。

OCNモバイルONEのお問い合わせ先はこちらです。

7. 利用できるのはドコモ回線のみ

OCNモバイルONEで取り扱うのはドコモ回線のみです。

そのため以下の点には注意が必要です。

・他社のようにauやSoftBankの回線は選べない。

・ドコモ以外のキャリアで利用していたスマホをOCNモバイルONEで使う場合はSIMロック解除の確認が必要。
 ⇒動作確認済端末一覧でチェック!

8. eSIMが使えない

OCNモバイルONEはeSIMが使えません。

iPhoneなどeSIM対応のスマホを持つ人には惜しい点かもしれません。

ただ、eSIMを使う場合、今のOCNモバイルONEの新コースは10GBまでの設定なので、もう少し大きめのデータ容量設定もほしいところ。

なお、将来的にOCNモバイルONEがeSIMに対応するかは不明です。

格安SIMでeSIMを使いたい場合は、IIJmioのようにeSIMに対応している会社もあります。

9. キャリアメール利用に月額がかかる

格安SIMではキャリアメールが使えないというのは長年のデメリットでした。

しかし、2021年12月にキャリア3社で「キャリアメール持ち運び」のサービスが開始されました。

このサービスにより格安SIMでもキャリアメールが利用可能になりました!

ただし、こんなデメリットもあるので注意です。

・300円程度の月額がかかります。

・既存のキャリアユーザーが他社乗り換えや解約時に申し込み可能。
 (キャリアメール単体の新規契約は不可)

・さらに各社ごとの注意点も…

なお、キャリアごとのキャリアメール持ち運びの利用料はこちらです。

■キャリア別のキャリアメール持ち運び料金(税込)

キャリア月額年額
docomo330円-
au330円-
SoftBank330円3,300円
■備考楽天モバイルはキャリアメールサービスなし。

 ※楽天モバイルはそもそもキャリアメールのサービスがありません。

 ※ドコモのキャリアメール持ち運びの詳細はこちらの記事で解説しています。

なお、OCNモバイルONEを契約するとOCNメールアドレス(OCN ID)が使えます。キャリアメール以外の選択肢として、無料で使えるWebメールがあります。

特にAndroidのスマホを使用中の人はそもそもGmailが利用可能なため、ぜひこちらも検討してみてください。

代表的な無料WEBメールの例

特にAndroidスマホの人は元々Gmailが使えるよ!

キャリアメールに縛られて乗り換えられないのはもったいないような…

10. LINEの年齢確認ができない

OCNモバイルONEではLINEの年齢確認ができないため、ID検索などのLINE機能が使えません

制限のかかる機能

※リンクはLINEの公式WEBサイトの説明

LINEの年齢確認の方法はこちら

年齢確認可能な会社は以下の通りです。

年齢確認可能な会社

■キャリア

  • docomo
  • au
  • SoftBank
  • Rakuten

■MVNO(格安SIM)

  • LINEモバイル
  • IIJmio
  • mineo
  • AEON MOBILE

02. OCNモバイルONEのメリット

  1. キャンペーンはスマホ激安購入チャンス
  2. 料金プランが安い(0.5GB 550円〜)
  3. ドコモ系格安SIMで通信速度が一番速い
  4. 「MUSICカウントフリー」は音楽データでの通信容量消費なし
  5. 最低利用期間と解約違約金なし
  6. ドコモショップや量販店のドコモカウンターで申し込みOK
  7. dポイントが使える!貯まる!
  8. 通話料が半額!0.5GBプランは無料通話付き
  9. 完全かけ放題オプションがある
  10. 余ったデータ容量を繰越できる
  11. データ容量のシェアができる
  12. 5G通信を使える!

OCNモバイルONEのメリットは料金面の安さはもちろん、通信速度の速さを併せ持つことが特徴です。

また、キャンペーンによるスマホ激安購入ができることも大きな特徴です。

それでは、それぞれのメリットを見ていきましょう。

1. キャンペーンはスマホ激安購入チャンス

OCNモバイルONEのキャンペーンの中でもスマホセットのセールは有名です。

なぜならスマホ激安購入のチャンスだからです。

■OCNモバイルONEのスマホセットのセール

セール対象のスマホセットは最安1,000円前後〜
  → 音声SIMとスマホのセット購入する場合

・MNP乗り換えでスマホセット13,000円引き
  → 他社からの乗り換え時に、音声SIMとスマホのセット購入する場合

ただし、音声SIMで新コースの1GB以上の申し込みが必要など注意点もあります。

あわせて読みたい

OCNモバイルONEのスマホセットのセールについて詳細を知りたい人はこちらの記事へ▼

2. 料金プランが安い!0.5GB 550円〜

0.5GB 550円〜と料金プランが安く設定されています。音声SIM料金のプラン比較表を参考にしてみてください。

■OCNモバイルONEとIIJmioの月額料金比較(税込)

SIMタイプOCNモバイルONE
(新コース)
IIJmio
(ギガプラン)
音声SIM・0.5GB :    550円
・   1GB :    770円
・   3GB :    990円
・   6GB : 1,320円
・ 10GB : 1,760円
・  2GB :    850円
・  5GB :    990円
・10GB : 1,500円
・15GB : 1,800円
・20GB : 2,000円
・30GB : 2,700円
・40GB : 3,300円
・50GB : 3,900円
SMS付データSIM・   3GB :    990円
・   6GB : 1,320円
・ 10GB : 1,760円
・  2GB :    820円
・  5GB :    970円
・10GB : 1,470円
・15GB : 1,780円
・20GB : 1,980円
・30GB : 2,680円
・40GB : 3,280円
・50GB : 3,880円
データSIM・   3GB :    858円
・   6GB : 1,188円
・ 10GB : 1,628円
・  2GB :    740円
・  5GB :    900円
・10GB : 1,400円
・15GB : 1,730円
・20GB : 1,950円
・30GB : 2,640円
・40GB : 3,240円
・50GB : 3,840円
音声eSIM取り扱いなし・  2GB :    850円
・  5GB :    990円
・10GB : 1,500円
・15GB : 1,800円
・20GB : 2,000円]
・30GB : 2,700円
・40GB : 3,300円
・50GB : 3,900円
eSIM取り扱いなし・  2GB :    440円
・  5GB :    660円
・10GB : 1,100円
・15GB : 1,430円
・20GB : 1,650円
・30GB : 2,340円
・40GB : 2,940円
・50GB : 3,540円

OCNモバイルONEで競争力があるのは6GB以下のプランです。

6GB以下って足りるのかな…」と思う人、次の解説をご覧ください!

総務省の携帯電話ポータルサイトによると、キャリア利用者の約6割の人は6GBプランまでで事足りるようです。

キャリア利用者の「契約データ容量」と「実際のデータ使用量」の割合

以下はキャリア4社の利用者の状況です。

図の下側のグラフの緑枠をご覧ください。

実際のデータ通信使用量が6GB以下の人が66%であることがわかります。

■「2.実際のデータ通信使用量で見た利用者の割合」

 →5GB以下の利用は約66%

 →2GB以下の利用は約50%

なお、プランを選ぶ時に注意するのはこちらです。

プラン選択はできるだけ自分の月々のデータ使用量に合わせましょう。

なお、使い出した後からでもプラン変更は可能であり、データ容量も繰り越しされます。

そのため、料金プランを選ぶ時にどうしても迷う人は次のように始めてみてはいかがでしょうか。

プラン選びに迷ったら

 ①最安で済ませたい人
   →「0.5GBプランスタート+無料通話最大10分+LINE通話」

 ②あまり使わない人
   →「3GBプランスタート」

 ③動画も見てけっこう使う人
   →「6GBプランスタート」

3. ドコモ系格安SIMで通信速度が一番速い

OCNモバイルONEのWebサイトにも掲載されていますが、docomo回線の通信速度が3期連続で1位を獲得しています。(主要6社中)

そして、この通信速度の速さに、安定さと料金プランの安さが加わることでとてもコスパの高い回線となっています。

しかも、OCNモバイルONEはネットワークの増強計画と進捗同社Webサイトで公開しています。

こういったところから同社が通信速度の速さを計画的に維持していく意気込みがわかります。

4. 音楽サービスはデータ通信容量消費なし

対象の音楽サービスではデータ容量を消費しないMUSICカウントフリーというサービスがあります。

MUSICカウントフリー自体は基本料無料ですが、音楽サービスの利用料は別途必要です。

対象の音楽サービス

  • amazon music
  • ANIUTa
  • AWA
  • dヒッツ
  • LINE MUSIC
  • RecMusic
  • Spotify
  • ひかりTVミュージック

>MUSICカウントフリーの詳細(公式WEBサイト

「カウントフリー」というサービスもあります。

対象サービス利用時のデータ容量を消費しないというサービスです。

対象サービスは「050plus、マイポケット、OCNモバイルONEアプリ、申し込みサイト」です。

>カウントフリーの詳細(公式WEBサイト

5. 最低利用期間と解約違約金なし

OCNモバイルONEの新コースは音声通話SIMでも最低利用期間と解約違約金がありません。

なお、新コース以外は6ヶ月が最低利用期間となっています。

契約後にどうしてもOCNモバイルONEから他社に移りたくなった場合に最低利用期間の縛りがないのはユーザーにとっては助かりますよね。

ただ、スマホセット購入時の解約はタイミングをよく考えないとブラックリスト入りです。

6. 申し込みはドコモショップや量販店もOK

OCNモバイルONEは、2021年10月21日から「ドコモのエコノミーMVNO」として連携し全国のドコモショップで取り扱われています

さらに、2021年12月24日からは一部の量販店のドコモカウンターでも取り扱いをスタート!

連携とはいえドコモのサービスの一部になったことで、これまでの専用ショップがないというデメリットを少し改善しています。

あまりスマホを使わないけれどドコモにこだわりのある人にとっては…

・ドコモショップでのサポートを受けながらの申し込みができる

・即日開通が行える

ただし、こんな注意点も…

ドコモショップでのサポートは申し込みについてのみ

つまりプラン変更などのアフターサービスは受けられないので注意です。

ちなみにOCNモバイルONEのお問い合わせはこちらです。

7. dポイントが使える!貯まる!

OCNモバイルONEは、ドコモとの連携により、dポイントが利用できるようになりました。

・OCNサービスの利用100円(税抜)につき1ポイントが貯まる
 (翌月26日以降にポイント付与)

・100ポイントにつき100円として月額の支払いに使える
 ※OCNマイページから利用可能
 ※利用手続きの1〜2か月後の料金に反映

ただし、dポイント利用するには次の注意点が。

OCNメールアドレス(OCN ID)とdアカウントの連携が必要

このOCNメールアドレスとdアカウントの連携は、dアカウントにログインしてOCNメールアドレスを登録すれOKです。

8. 国内通話料が半額!専用アプリ不要。

国内通話料が半額です。しかも専用アプリ不要。(国外は必要。)

金額としては、30秒当たりの税込通話料が11円(通常22円)になります。

さらに0.5GBプランのみ最大10分の無料通話付きです。

専用アプリが必要な場合

専用アプリが必要な場合、着信通知からの折り返し電話のときに専用アプリを選択し忘れなんてこともやりがちです。

また、専用アプリから電話をかけるのが面倒という人もいます。

専用アプリ不要なのはユーザーにとっては使いやすいですよね。

なお、従来は「OCNでんわアプリ」というアプリが必要だったようです。

9. 完全かけ放題オプションがある

時間無制限の完全かけ放題(1,430円)が選べるのはOCNモバイルONEの特徴です。

かけ放題は他社にもありますが、時間制限があるものがほとんどです。

かけ放題は3種のサービスと注意点は以下の通りです。

完全
かけ放題
10分
かけ放題
トップ3
かけ放題
サービス内容国内通話料0円10分以内の
国内通話料が0円
その月の通話料の上位3番号の通話料が0円
月額基本料1,430円935円935円
月額基本料を国内通話時間に換算すると65分42.5分42.5分
おすすめな人・月65分以上電話する
・長電話になりやすい
・4番号以上に電話する
・月42.5分月以上電話する
・1回の通話が10分以内
・4番号以上に電話する
・月42.5分以上電話する
・かける相手が3番号以内
・長時間話したい

かけ放題サービスを利用する場合は次のことにも注意してください。

■かけ放題サービスの注意点
 ・国内通話は専用アプリ不要。

 ・国際電話は「OCNでんわアプリ」での通話が必要。

 ・月単位でかけ放題サービスを変更可能。

また、こんなおすすめも!

■かけ放題+データ大容量で使うなら
 →ドコモのahamoの検討もおすすめ!

 ・OCNモバイルONE(2,695円
  →「10GB+かけ放題10分

 ・ahamo(2,970円
  →「20GB+かけ放題5分」

10. 余ったデータ容量を翌月に繰越できる

データ容量が余った時に翌月繰り越せるのは便利です。

なぜなら、翌月にデータ容量に余裕をプラスした状態でスタートできるためです。

データ使用量は毎月一定ではないでしょうから助かりますね。

今や各社に備えてある場合が多い機能ですが、それだけ便利なので備わっているわけですね。

11. データ容量のシェアができる

家族間でデータ容量のシェアができます。

ただし、有料オプションとなります。(詳しくは「02.3.」デメリットに前述)

特に家族の中にあまりスマホを使わない人がいる場合、データ容量をシェアしておけばたくさん使いたい人が家族の余っているデータ容量を使えます。

2人とも契約プランは6GBだけど、シェアで12GB使えて便利!

12. 5G通信を使える

2022年2月25日から5G通信のオプション提供をスタートしました!

しかも、5G通信オプションは無料です。

利用には「OCNマイページ」から申し込みが必要です。

5G通信は普及の最中とはいえ、5G通信対応機種やエリアは徐々に増えているのでこれはうれしいニュースですよね!

それにしても、OCNモバイルONEは一つずつデメリットを減らしてきており、ユーザーが使いやすくなっていっています。

03. OCNモバイルONEのメリットからおすすめできる人

OCNモバイルONEのメリットからおすすめできる人を解説していきます。

  • スマホを安く購入したい人
  • 通信速度を優先したい人
  • 音声SIMは必要だけどとにかく月額安くしたい人
  • 音楽サービスをよく利用する人

1. スマホを安く購入したい人

スマホ本体はとにかく安く手に入ったほうが嬉しいですよね。だって、ただでさえスマホを使うためには月額かかりますもんね。

そんな人にはOCNモバイルONEのスマホセットのセールはぜひチェックしてみてほしいです!

なぜなら、OCNモバイルONEのスマホセットのセールは…

・スマホ最安1,100円〜の激安設定!

・MNP転入なら13,000円引き!

いずれも対象機種の指定には注意が必要ですが、全般的に他社よりも安いことが多いです。

2. 通信速度を優先したい人

OCNモバイルONEはdocomo回線の格安SIM主要6社の中で通信速度1位です。

この通信速度を支えているのは定期的なネットワーク増強であり、同社WEBサイトで公開されています。

格安SIMは平日12時台の通信速度低下は発生しやすい傾向にあり、例えばIIJmioは有名です。

そのため、いつでも快速を求める人にはOCNモバイルONEがおすすめです。

3. とにかく音声SIMで月額安くしたい人

  • 音声SIMは必要だけどWi-Fi利用するからデータ容量は最低限でいい人。
  • そもそもスマホをあまり使わないからできるだけ月額を安くしたい人。
  • ドコモ回線のような広い通話エリアに対応しつつできるだけ安くしたい人。

こんな人にはOCNモバイルONEはおすすめです。なぜならOCNモバイルONEの音声SIMの最安プランは…

月額550円で0.5GB、しかも無料通話10分付

だからです!しかもドコモ回線なのでエリアの心配も他キャリアより少なめです。

音声SIMを安心感(NTTグループのOCNとドコモ回線)を持ちつつ月額550円で格安運用できるね。

4. 音楽サービスをよく利用する人

音楽サービスを利用している人にもOCNモバイルONEがおすすめです!

なぜなら対象の音楽サービスではデータ容量を消費しないMUSICカウントフリーがあるからです。しかもこのMUSICカウントフリーは月額無料です。

データ通信容量を気にせずに、好きな音楽を聴けるのはストレスフリーですよね!

対象の音楽サービス

  • amazon music
  • ANIUTa
  • AWA
  • dヒッツ
  • LINE MUSIC
  • RecMusic
  • Spotify
  • ひかりTVミュージック

>MUSICカウントフリーの詳細(公式WEBサイト

04. OCNモバイルONEのデメリットでわかるおすすめできない人

OCNモバイルONEのデメリットからおすすめできない人がこちらです。

  • スマホ転売目的でのセールスマホ激安購入狙いの人
  • 10GBを越える大容量のデータ通信を使いたい人
  • eSIMを使いたい人

1. スマホ転売目的でのセールスマホ激安購入狙いの人

スマホ転売目的でスマホセットセールの激安スマホ購入狙いの人には絶対におすすめできません。

スマホ転売自体目的の場合、申し込み後にスマホを手に入れると即解約するため、企業側が商売にならないためです。企業側が商売にならないということは、新規申し込み者や既存ユーザーへのサービス向上の資金に少なからず影響が出る可能性が考えられます。

悪影響は企業のみならず、ユーザーに及ぶ可能性があるということですね。

2. 10GBを越える大容量のデータ通信を使いたい人

大容量のデータ通信を使いたい人にはおすすめできません。なぜなら新コースのプランは10GBまでのためです。

データ通信容量の追加も新コースのアプリ経由でも1GB:550円と高めです(例えばIIJmioなら1GB:220円)。

3. eSIMを使いたい人

OCNモバイルONEはeSIMの取り扱いがないため、eSIMを使いたい人にもおすすめできません。

将来的にeSIMが使える可能性は0ということはないでしょうが、今のところeSIMはIIJmioなどの他社を選ぶしかありません。

05.【 まとめ 】OCNモバイルONEはメリット大の新コースがおすすめ!

OCNモバイルONEのポイント

■料金

  • キャンペーンでスマホセットが激安に!
  • 料金プランの6GB以下はコスパが高い

■通信速度

  • 通信速度はdocomo回線の中でトップクラス
  • 計画的ネットワーク増強で通信速度の安定感あり

■その他

  • 格安SIMの中では珍しい完全かけ放題あり
  • バッテリー消費が多い(解決策導入!)
  • 最低利用期間なし、違約金なし(新コース)
  • スマホセットの解約はブラックリスト入りの可能性

以上、OCNモバイルONEのデメリット・メリットや評判、キャンペーン、料金などをまるごと解説してきました

OCNモバイルONEは新コース以外よりもメリットが大きい新コースがおすすめです。

この新コースは「通信速度が速い、月額料金が安い」でコスパが高いのが特徴です。

さらに、キャンペーンをうまく利用すればスマホが激安で購入できます。(売り切れもあるのでお早めに!)

OCNモバイルONEが気になる人は、ぜひ自分の月々のデータ使用量を確認してみてください。

データ使用量が6GB以下であれば、OCNモバイルONEのメリットや特徴を活かしやすいです。

OCNモバイルONEは「通信速度が速くて、月額料金が安い」格安SIMが欲しい人におすすめです。

かへおれ(@caheoreblog)でした。

OCN モバイル ONEの今後

運営会社がドコモに吸収合併され、OCNモバイルONEは2023/6/26で新規受付は終了。現在、既存ユーザーのみ継続利用可能です。

くわしくは「ドコモに吸収合併!今後のOCNモバイルONEはどうなる?」を参考にしてください。

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かへおれ

元ドコモ11年利用 → 格安SIM利用9年目のかへおれです。
【カヘオレモバイル】では、モバイル回線検討時に面倒で時間のかかる「調査・比較の時間を節約でき、自分に合う回線を見つけられる」情報をお届け中。今はドコモとドコモ系格安SIMを中心にしています。
スマホライフの充実・節約の実現につながることであなたの幸せに繋がる。そんな「スマホ回線からつながる幸せ実現」のお役に立てるサイトを目指しています。

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